めだかの飼育方法

めだかを元気に育てる3要素

本来、めだかは浅くて流れが少ない場所に生息しています。 深さよりも、水面の面積が広いものを選びましょう。 水面の面積が広いと、水の中に取り込まれる酸素の量が多くなり、太陽の光が底まで届くので殺菌効果もあります。 また、夏場など水温が急激に上がるのを防ぐ為にも、外気の温度の影響を受けにくい素材のものが良いです。また、飼育の目安として30リットルの水に対して10匹程度、極力対流を避けてエアーを使うと良いです。

餌の与えかた

1.餌は切り餌として一日3回一回量5分で食べ終わる量、午後3時以後は与えない。置き餌として与える場合、午後3時まで食べ終わる量を与える。

めだかを飼育するにあたり、水の次に大切なのが「餌」です。健康なめだかを育てるためには、しっかりとした餌やりが大切になります。 めだかは雑食で何でもよく食べる魚ですが胃を持っていません。お腹がすいた時に餌をまとめて食べ、その後食い貯めしておくということができません。一時に大量の餌を与えても結局食べきることができず、むしろ水質を悪化させることになってしまいます。 そのため、餌は一日に何度かずつに分けて与える必要があります。また、餌をあまりにも与えすぎるとめだかが太りすぎてしまい、短命の原因や繁殖のしにくさになってしまう恐れがあります。

水の換えかた

2.水替えの時、古水の温度と新水(カルキを抜いた水〈30リットルの水にハイポー1かけら〉)温度が同じであること。池のふち、底、水槽の壁をつつく動作が見られたら、普段より少ない量の餌を与える。

3.空腹時に水替えをする。

めだかにとって水質の悪化は生命の危機に直結します。いつもキレイな状態を保つよう心がけなくてはいけません。めだかを飼育しているとフンや食べ残したエサ、腐った水草などが原因となって水槽の水を汚染していきます。水が汚れるとめだかは病気に罹りやすくなり、最悪の場合は死んでしまうこともありますから定期的な水槽の掃除が必要になるのです。水換えを行うとき一番重要なことは、新しい水と古い水槽の水を同じ温度に合わせることです。そうしなければ急激な温度変化によりめだかが心臓麻痺を起こしたり、体の表面を覆っている粘膜が損傷して病気の原因になったりしてしまいます。魚の体表面の粘膜は病気や外敵に対するバリヤーです。めだかに手で直接触れると損傷してしまいますから、周囲の水ごとすくうようにしましょう。

繁殖のさせかた

めだかを飼育していれば、必ずめだかたちは水槽内、飼育容器内で繁殖行動を見せるようになります。めだかの寿命は約3年と言われており、とても成長は早く水温が高い日本の夏には3ヶ月で成熟することができます。そのため早期に産卵を始める個体が多く存在します。適切な水温と水質であればめだか達は子孫を残すために活発な繁殖行動を取るようになります。

めだかの繁殖行動

めだかの産卵行動は普通、早期に行われます。天然のめだかの場合、朝の4時~5時に行われることが多く、朝8時頃には終わるのが一般的です。 産卵する条件は、水温と日照時間が重要なファクターとなっています。水温を20℃以上に保つと雌の体内での卵成熟に関与するホルモン分泌を促進します。 水温が25℃以上をキープすると健康で餌を十分に食べたメスならほぼ毎日、20~30粒の卵を産卵すると言われています。 日照時間も重要で、水槽内での飼育下などでは、12時間以上、できれば14時間以上の蛍光灯の照射があれば冬場でも毎日産卵させることが可能です。 産卵行動は、卵で腹部の丸みが増したメスをオスが追尾することから始まります。 メスの前でオスはくるりと横向きに一回転して求愛したり、ヒレを開いてメスの行く手を遮るようにしたり、メスの下方からメスの腹部に触れるようにするなどの求愛、産卵前行動を見せるようになります。求愛に応じたメスは、泳ぎを弱め、オスは背びれと尻ビレでメスの体の後半部を抱きかかえるように包み込み、並んで遊泳した後、体をS字に曲げてヒレを振動させます。その振動の中でメスは卵を産み、オスは同時に放精します。産卵時間は15~25秒程度です。 産卵された卵は、目水の生殖孔付近、尻ビレ直前に卵の塊となって数個から数十個の数で付着、メス親によって外敵から食害の影響を受けにくい場所に運ばれます。めだかを飼育していると、めだかが卵を付着させて泳いでいる姿は頻繁に見ることが出来ます。メスは長い場合、6時間程度も卵を生殖孔付近につけることもありますが、通常30分から数時間以内に水草などにこすりつけて卵を産着させるようです。卵は同居する他の魚に食べられることが多いので、卵だけを別の水槽に移すか、別容器に水草ごと移し、孵化させるようにし、稚魚を守って下さい。

めだかの繁殖頻度

めだかは、日照時間や水温さえ産卵に適していれば、毎日でも産卵行為をみせます。毎日、エサを食べ、求愛し、産卵しているのがめだかの日々の生活サイクルなのです。様々な品種が知られるようになっためだかの仲間は、産卵させたり、気に入った品種を交配させることが飼育の大きな楽しみでもあります。めだかを飼育していて産卵させることは容易です。しかし、産卵された卵をふ化させ、仔稚魚をしっかりと成長させるのは、それほど難しくはありませんが成魚を飼育する以上に世話することに気をつかう必要があります。「外の池で勝手にめだかが増えていた」という話をよく耳にしますが、実際にはかなりの数の卵がカビてしまったり、フ化した仔魚が親魚に食べられてしまっていたり、もっと多くの稚魚が得られていたチャンスを逃してのことが多いようです。最近の人気品種は、卵一粒でも無駄にしないで、しっかりとフ化させ、フ化した仔魚をしっかりと育成していくことを目標としています。珍しい品種を固定し、品種としてのまとまりを作るためには、数を採っていくことが早道となるからです。